技術書典7を終えて
9/22に開催された技術書典7にて、みかんProjectスペースにお越し下さった皆様、誠にありがとうございました。
開催から一週間経ってしまいましたが。いつもの感想を書こうかと。

頒布について
(技術書典の)新刊と既刊
今回は、C96新刊のMarmalade第5号を新刊として、それを中心に頒布を行いました。
コミケと技術書典では、恐らく参加者層が異なります。それでもハード界隈については割と被っている気がするので、やはり新刊がバンバン出るという感じにはなりませんでした。
ただ、その代わりと言っては何ですが、既刊についてもかなり古いものを含めて、興味を持ってお求めくださる方が未だにいらっしゃいます。ありがたや。
これも情報が古くなりづらい、ハードならではでしょうか。
電子版について
技術書典になると、コミケ以上に「電子版無いんですか?」を聞かれます、やっぱり。
今までは、物理本を主体として頒布を行い、在庫が無くなった段階で電子版にシフトという流れにしてきましたが、そろそろ電子版の並行頒布も真面目に考えねばいけないところにきた気がします。
が、並行頒布を行うなると、今度は物理在庫の管理が肝になってきたりもするので、頒布サイドとしてはなかなか悩ましいところです。ちょっと考えます。
試聴って難しい
今回はC96の時に引き続き、ヘッドホンアンプの試聴を行っていました。しかし、やはり試聴に対するハードルは高いですね。せっかくヘッドホンアンプを作ったので、聴いてほしい!と思いつつも、実際にお試し頂けたのは僅か数名。
オーディオ主体サークルではないので仕方がないという気もしますが、デモを体験して頂くって難しい。次に展示系のものを作るときは、いろんな方にお試し頂けるように何か工夫したいものです。
運営について
Twitter界隈を見ていると、今回の運営について様々な議論が飛び交っているようです。みかんProject的には、特に不利益を被ったわけでもないので、あんまり言及されていないポジティブな内容を書いておきます。
天井のジャンルプレート
技術書典7では、天井から各島のジャンルを表すプレートが下げられていました。技術書典はコミケと異なり、ジャンルコードがあるわけではないので、運営の方がざっくりカテゴライズしてまとめたものだと思います(みかんProjectは「オーディオ」に分類されていました)。このため、全てのサークルが意図したジャンルに分けられていた訳ではないと思いますが、結果としては分かりやすくなっていたのかと思います。
あとは、今後の流れ次第ですが、ジャンルが固定化してくるようであれば、申し込み時に自分で選べるようになると良かったりするのでしょうか。
息苦しくなかった
春の技術書典6では、特に人口密度の高い入り口付近にいたのもあって、なんだか息苦しさが付きまとっていたのですが、今回そういうものはあまり感じませんでした。単純に前回とは異なり、入り口から離れた配置になったので良かっただけという気もしますが…。
サークル配置と人の動線の管理は、本当に課題ですね。
という訳で、今回も取り留めのない感想文になってしまいましたが、まとめはこれまでということで。
また次のイベントでお会いしましょう!