31 12月

C91を終えて

みかんProject代表のKashikenです。

みかんProjectでは、C91 1日目に新刊Marmalade 第2号の頒布を行いました。
遅ればせながら、スペースにお越しくださった皆様、ありがとうございました。

ここではC91の総括として、つれづれなるままに、思ったことを書かせて頂きます。

C91の同人ハード枠

C91では、昨年までとは変わって、同人ハード(コミケのジャンル的には同人ソフト)が1日目の29日となりました。
この影響を受けてか、(あくまで主観ですが)昨年は入場制限解除あたりから生じていた人波のピークが、今年なかったように感じました。

やはり29日は休みとなっていない会社も多く、これが少なからず1日目の参加者の少なさに繋がっていたのではないかと思います。

これは頒布数という観点ですこし厳しい状況ではあるのですが、一方で展示物を見て、見本誌を読んで頂いた参加者の方とコミュニケーションを行う時間が前回よりも多く取れたため、同人ハードジャンルの在り方としては、悪くない変化だと捉えています。

2冊目以降の難しさ

昨年のC89において、みかんProjectはイベント初参加で、頒布物も新刊のMarmalade創刊号のみでした。
また、展示物も静態展示のみでしたので、基本的には新刊の頒布のみに集中することができました。
※厳密にはクリアファイルもありましたが、冊子としてはということで…

しかしながら、C91では頒布物が新刊、既刊の2冊になったのに加え、製作物の動態展示も行ったことで、参加者の皆様にとって少し分かりづらいスペース構成になってしまったのではないかと思いました。

特に我々が発行しているMarmaladeは創刊号、第2号であまり体裁が変わりませんので、
どちらが新刊なのか、どのように内容の違いがあるのかなど、ご質問をいただくことも多くありました。

これらに関しては、次回以降わかりやすさに努めねばならないと、つぶさに反省する部分でありました。

そもそも技術書ってどこまで書くのさ

みかんProjectとして2冊の同人誌を発行してきて、どうしても悩むのがこの部分です。

現在までの方針として、みかんProjectでは著者それぞれの製作物に対し、それを作るための考え方や、検討過程などを書くことを重視してきました。
逆に言えば、我々の同人誌を読むだけで、コピペで同じものが簡単につくれるようにはなっていません。

特に、著者の専門がハードのため、ソフト面に関してはどこまで書けば必要十分なのかをきちんと分かっていない部分もあり、内容が不完全に感じている方もいらっしゃるのではないかと思っています。

この部分に関しては、みなさまからのフィードバックも頂きつつ、この先最適解を見つけていければと思っています。

で、これからどうするの?

幸か不幸か、私もIBUKIも、これからもハードウェア製作を行っていく所存です。
先に述べたような反省点は尽きませんが、それを活かして、引き続き続編の発行、イベント参加を行っていきたいと思います。

おわりに

最後になりますが、Marmalade 創刊号/第2号をお読みいただいた感想や疑問点、ツッコミなどありましたら、ぜひともご連絡いただけますと幸いです。

お求め頂きました冊子が少しでも皆様のお役に立つことを祈りまして、結びの言葉と致します。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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