25 4月

技術書典4を終えて

みかんProjectのKashikenです。
技術書典4にて、みかんProjectスペースにお立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございました。当日のことをちょろっと振り返ってみます。

技術書典4のこと

今回は初回の技術書典以来の晴れ模様で、若干暑いぐらいの陽気となりました。
参加者もサークル、一般合わせて6000人を超えたとのことで、前回のおよそ倍という恐るべき規模となりました。運営の皆様、参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。

今回の頒布のこと

さて、みかんProjectは今回の頒布について、いくつかチャレンジを行いました。

Marmalade増刊号の絶版および電子版頒布

技術書典2で発行したMarmalade増刊号ですが、発行からおよそ1年が経ち頒布数が落ち着いてきたため、書籍版を絶版とし、電子版へと移行を行いました。
これについて、当初は受け入れて頂けるかという不安がありましたが、結論から言えば『電子版なら要らない』と断られることはなく、順調に頒布を行うことができました。元々電子版頒布が多い技術書典ならではという事もあるとは思いますが、これなら今後電子版を拡大していくことも十分あり得ると判断できる結果になったと思います。

ハードウェア頒布

今回は私が設計した『イベント特化型コインホルダー』および、IBUKIが設計した『マルチファンクションゲートお試しセット』の頒布も行いました。みかんProjectとしては初のハードウェア頒布です。
これに関しても、同人ハード自体ニッチといえる技術書典の場ではありましたが、それぞれ興味を持ってくださる方がいらっしゃり、無事に頒布を行うことができました。ハードウェア頒布は製作に時間がかかったり、在庫リスクも大きかったりと簡単ではない部分がありますが、その分手にとってもらった際の嬉しさも大きく、今後もチャレンジしていきたいと思えるものでした。

ペーパー

今回は書籍としての新刊が無かったため(『Marmaladeぷち』は技術書典としては新刊だが、C93が初出)、何かしら新しい情報を発信したいと思い、ペーパーを作成しました。これについても初の試みだったため、なかなか配布に手間取った部分がありました。そもそも技術書典において、フリーペーパー自体が珍しいという背景もあり、無料で受け取って良いものなのかどうか、迷わせてしまったところもある気がします。今後ペーパー頒布を行う際には、配布方法をもう少し工夫してみたいと思います。

打ち上げのこと

今回も、親方さん(@oyakata2438)主宰の打ち上げがあり、サークル2人で参加させて頂きました。こちらの打ち上げは2回目の開催となりますが、技術書典同様に参加者が大幅に増え、100名を超える規模での開催となりました。
打ち上げに参加してみると感じるのは、『技術書』と呼ばれているジャンルの広さです。みかんProjectはハードウェアサークルということで、技術書典参加サークルの中では少数派ですが、一方でソフト屋さんと一口に言っても、理論屋さん、低レイヤの実装屋さん、サーバー屋さん、Webフロントエンド屋さんなどなど、実際には様々な方々が集っています。
恐らくそれぞれの方々も、普段の仕事や勉強会などでは出会わないぐらいにはジャンルがズレていると思いますし、ぶっちゃけ打ち上げの最初の頃は『目の前の人は何を言ってるんだ…?』と頭を悩ますところもあったかと思いますが、そんな人たちが何となく一体になり、最後には次の本を書く話をしているのだから、なんとも不思議なものです。

お知らせ

さて、ペーパーに記載した内容と重複しますが、最後に2点お知らせです。

各種ダウンロード開設

過去に発行した同人誌の内容に関連するデータのダウンロード提供を開始しました。現在のところ、『Marmalade第3号』および『Marmaladeぷち そのいち』に関するデータを置いてあります。
こちらでダウンロードできますので、一度ご覧頂ければと思います。

BOOTHショップ開設

みかんProjectの書籍をダウンロードできるBOOTHショップを開設しました。
産地直送 みかん箱
こちらは現在のところ、技術書典4で電子版を発行した『Marmalade増刊号』のみとなりますが、後々ラインナップを増やしていければと考えています。こちらも興味がありましたら一度覗いて頂けますと幸いです。

それでは!

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